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脳log[20160523]



2016年05月23日 (月) 近所にあったんだよなあ(左矢印は左端だけど)。「【画像あり】こういう融通のきかない道路wwwwwwwwwww : 暇人\(^o^)/速報 - ライブドアブログ」■知ってる人間は、直進するときは右端に寄り、左折するときは左端に寄って信号待ちをしていた。先に左矢印が出て、それから青信号になる。で、なんで左右に寄るのかわからない車が混じっていると、左矢印が無意味になる(だからといってクラクションを鳴らす車を見たことはない)。当然の成り行きだと思うけど、左矢印は撤去されて現在に至る。■何が当然なのか。左矢印が出ていると左ウィンカーを出してる車は行かないといけないと思うじゃない? 自分の後ろの車も左ウィンカーを出してたりするし。先頭だったらいいけど前に左折しない車があるかもしれない。そうすると、徐行してこすりそうな幅の隙間を抜けていくことになる。右端に寄った直進車に迫るのは左側の左折車だけではない。掲示板の画像とは違って右側から接続してくる道路があって(※Y字の縦棒から右に横棒を出した形の交差点なのだ。面倒なのでさっきは説明しなかったけど)、高速道路の出口が近いから大型車が左折していくことがままある。停止線を守っていれば必ず通れるはずだとはいえ、余分なマージンがあれば敢えて運転技術を試し試されることもない。そんなわけで、なくなってほしいと思っていたものが、いつの間にかなくなっていたという話。■■■赤信号プラス左・上・右矢印が時差式信号の丁寧版で有能だと解説されているけど、近所でもすぐ2か所が思い浮かぶけど、右折したい対向車にとっては無能きわまりない信号なんだよなあ。右矢印だけで置き換えられる時差式は向かい合う両方向が対等だけど、この手の時差式は一方が極端に幅広で優先だったり、一方が橋で詰まりやすく抜けを良くしたかったりする。それに向かい合う細い流れの右折車はあわれ、信号が赤になっても対向車線が全方向矢印で流れが絶えないために、またそういう専有時間を与えられるだけの交通量が実際にあるので、必ず交差点の真ん中に取り残されてしまうのだった。■全方向矢印は必ずしも時差式の置き換えではない。青信号よりきめ細かく制御することで交差する流れを取り除き、信号無視以外の理由で右直事故が起こらないようにすることができる。でも、渋滞がひどいある交差点で実験的に導入されたとき、その目的は渋滞の緩和だったと聞いたような(ちょっとあやふや)。一方を右折可とすると同時に交差する流れに左折可を出したりしていたようだけど、結果は逆効果で渋滞がひどくなったらしく、後付けされた矢印信号はほどなく目隠しされてしまった。■■■そろそろ信号制御は AIだとか、フィードバックに基づく局所判断から創発する全体最適に任せた方が効率は良さそうだけど、人間が因果関係を把握できないブラックボックスに依存することは緊急時に問題があるかもね。あと、よっぽど改善するのでなければドライバーから予測可能だということの方に価値がありそう。歩車分離はもとより右矢印が読めないドライバーが散見されるのだよね(だったらじっとしてなさいよ)。この辺だと黄色矢印が出る信号もあるんだけど、どうかな、珍しくないかな。■こういうのが好き。「ダイヤの構成あたってはスジ屋という専門職が存在する。(ダイヤグラム - Wikipedia)」