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脳log[20140113]



2014年01月13日 (月) 「倒す」「倒される」という言葉を小説で読むと途端に興が醒める。それはスライムにこそふさわしい言葉だ。小説の舞台を一瞬で日本をモデルにした仮想ファンタジー世界に変えてしまう言葉だ。「倒す」「倒される」曖昧すぎるだろう。命のやりとりをしていたはずが途端にごっこ遊びだ。殺すのか?足の一本でも折って動けなくするのか?口に手を突っ込んで頬をホッチキスでとめるのか?ハイコンテクストの読み捨て小説でいたくないと思ったら MOTHERがどれだけ自覚的だったか見習ってほしいもんだ。