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脳log[2010-10-06~]



2010年10月06日 (水) マルドゥック・スクランブルの新しい文庫(と単行本)は改訂版だって。気になる。でももう持ってる(旧版を)。


2010年10月03日 (日) 右足の小指の外側がはれぼったいようなしびれたような。感覚が遠い。一日以上続いてるから「しびれたような(=しびれてるのではない)」って書いたけど、戻るんだろうか。@2010-10-06 右足に体重をのせるとピリッと電気が走る。なにか指の神経が足の裏で粗末な扱いを受けてるんじゃなかろうか。


2010年10月01日 (金)

最終更新: 2010-10-01T13:13+0900

mont-bellのズボン。各サイズのフィット感。(自分専用)

ちなみに 176cm、55kg。

 Men's M-L (胴囲:75-81 股の高さ:80-85)

下腹部が余りすぎ。脚部も立った状態では若干余裕が大きいが、三角座りで窮屈したくなければこの過ぎた余裕が必要。長さは立った状態で 5mmほど踏む。踵を浮かせない限り踏む。

 Women's M-L (ウェスト:62-69 ヒップ:85-93 股の高さ:74-79)

すごくフィットする。「脚を美しく見せるすっきりとしたシルエットです」と書かれた商品だから余裕がないのは想定内のはずだが、太ももの周りだけ、直立状態で密着し姿勢により締め付けを感じる。長さはくるぶし。ベルトいらず。

 Women's L-L (ウェスト:68-76 ヒップ:90-98 股の高さ:77-82)

上の M-Lと同じ商品のサイズ違い。はけなくはないけど一回り大きい人向けなのは間違いない。Men's M-Lより大きい。

まとめ。フィットする下限が Women's M-Lで、上限が Men's M-L。中間よりちょっと下が欲しい。


2010年09月29日 (水) 祝!電気式華憐音楽集団ベストアルバムボックス『BLACK BOX』 2010年11月26日 発売(予定) <http://www.denkare.net> 『雪蛍』の 2曲からだから 8年待ってました。(聴くだけならあちこちから拾い集めてある程度聴けるけど)


2010年09月25日 (土) 渋皮栗 おしらせ」 画集を待ちつつキャニスタ(ってなんだ?)をぽちり。『春期限定いちごタルト事件』以来、注目してる。妖精のような目、感情を感じさせない目が特に好き。


2010年09月24日 (金) TeraPad ベータ版」 TeraPadがまさかの 1.00β 死んでなかったんだねえ(作者じゃないエディタが)。メモ帳の次に使い始めた TeraPadから SakuraEditorに乗り換えたのはたしか TeraPadに正規表現検索がなかったから。JScriptで正規表現を覚えて、これなしの検索は考えられなくなったんだった。俺にとってのサクラエディタは TeraPad+正規表現検索+ユーザー定義色分け+矩形選択・文字一括挿入+GREP。ごくたまに(過去二回)選択行をソートしたりもする。なんだかんだで TeraPadには戻れそうにない。


2010年09月21日 (火)

最終更新: 2017-10-13T21:42+0900

[SakuraEditor] (2ch) 選択領域の描画が反転に固定されてるのが嫌だ、半透明がいいというが。

半透明選択 反転選択

眠たくないですか? ラスタオペレーションをセットして領域を塗りつぶすだけの操作に比べてビットマップビットを操作する手間をかける価値があるだろうか。Windowsでの標準的な描画方法は、背景を選択領域(背景色)で、文字を選択領域(文字色)で塗るだけみたいだけど。どうして半透明? それともさらに手間をかけて半透明の選択領域を単色からグラデーションパターンにするぐらいやるんだろうか。AeroGlassがそんな風に微妙なパターンを入れてる。どうやったらグラデーションが表現できるのか知らんけど、ピクセル当たり 1バイトで表現できるなら GDIブラシでパターンを塗り込めておけるかも。

 余談

  • 左の画像のステータスバーに文字が少ないのは、エディタを一回非アクティブにして再度アクティブにしたときに消えるから。バグじゃないよ。
  • 選択領域の描画は CEditView::DispTextSelected() と CViewSelect::DrawSelectAreaLine() の少なくとも二カ所で行われてる。この DRYじゃない実装や、反転の反転で元の状態に戻したりしてるのが、選択領域のかすが残る度々の不具合につながってる気がするんだけど。画像のエディタは CViewSelect::DrawSelectAreaLine() には手を付けてない使えないはりぼて。
  • 選択領域の色設定画面 「文字色」が領域の色。「背景色」が RGB各バイトのα値。透明度を上げていくと背景色は黒に近づいてみえる。色分けするかどうかのチェックが外れてるときを従来通りの反転描画に割り当てたので Windowsの標準的な描画方法を指定する方法がない。

 @2010-09-23 あるいは

テキストの背景色と XORをとったときにユーザーの指定した色になるような色を使って排他的論理和をとってみたりするとどうなるだろう。コントラストを保ちつつ選択領域の全体的な色をコントロールできるのだろか。


やってみた。

//HBRUSH hBrush    = ::CreateSolidBrush( SELECTEDAREA_RGB );
HBRUSH hBrush    = ::CreateSolidBrush( selColorSetting.GetBackColor() ^ CTypeSupport(this, COLORIDX_TEXT).GetBackColor() ); // assuming SELECTEDAREA_ROP2 == XOR

わりと文字がつぶれる。つぶれないような色を選ぶと上左の画像のような淡い色になってしまい、だったら半透明でいいじゃない? 変更が一行で済むのだけが利点。半透明の方はざっと抜き出してもこんなに。

CreateCompatibleDC( hdc );
CreateCompatibleBitmap( hdc, rcClip.right - rcClip.left, rcClip.bottom - rcClip.top );
SelectObject( hdcMem, hbmpSelected );
BitBlt( hdcMem, 0, 0, rcClip.right - rcClip.left, rcClip.bottom - rcClip.top, hdc, rcClip.left, rcClip.top, SRCCOPY );
GetObject( hbmpSelected, sizeof bmpSelected, &bmpSelected );
GetDIBits( hdcMem, hbmpSelected, 0, bmpSelected.bmHeight, pBits, &bmpinfo, DIB_RGB_COLORS );
for (RGBQUAD* pQuad = pBits; pQuad < pBits + bmpSelected.bmWidth * copiedLines; ++pQuad)
SetDIBits( hdcMem, hbmpSelected, 0, copiedLines, pBits, &bmpinfo, DIB_RGB_COLORS );
BitBlt( hdc, rcClip.left, rcClip.top, rcClip.right - rcClip.left, rcClip.bottom - rcClip.top, hdcMem, 0, 0, SRCCOPY );
DeleteObject( hbmpSelected );
DeleteDC( hdcMem );

GetDIBits, for, SetDIBitsあたりがやばいかんじ(速度的に)。


 @2010-09-25

半透明処理にすると、反転の反転で元通りみたいなことができなくなるのだよね。反転処理前のビットマップを保存しておかなければ戻せない。あと矩形選択で行っていた、リージョンを結合して差分をとって PaintRgn一発で選択解除と選択描画のできあがり、ということができない。矩形選択なんて四角を一個塗るだけで済むはずのものなのに……。クライアント領域をいくつかのレイヤーに分けたいなあ。背景<文字の後ろ(罫線など)<文字<文字の前(アンダーライン、対括弧強調など)<選択領域<キャレット みたいに。Z座標でなく更新頻度でわけるのもあり。半透明にすると他にも、左に選択範囲をのばしていくとキャレットの残像が次々増えていく問題が。くじけそう。きままにやるけど。


 @2010-09-26 transparent_selection(trunk2@1825).patch (21.8KiB)

非効率的なのを承知で CViewSelect::DrawSelectAreaLine() で行っていた処理を CEditView::OnPaint() に委譲した。それが選択描画を取り消すのに一番簡単だったから。Vistaだと確認できないけど古い Windowsだとフリッカーがひどいかもしれない。気付いたのは検索を行ったときにカーソル行アンダーラインがちらつくことが増えたこと。範囲の拡大・縮小も遅い。<追記@2010-10-15>再描画する領域を最小限にする努力が必要。でも重なった二つの矩形が作る領域をどう扱ったものか(9つに分割して、左上↘右下、左下↗右上、左上↖右下、左下↙右上で網羅できるものなのか、もっと簡単にできるのか)、悩み中。</追記>


 @2010-10-03 2chスレ見て

選択色指定(固定色or半透明)のお試し版がすでにあるとか。なんだよもう。ソース読も。

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2010/10/03(日) 03:45:30 ID:FVNsnn5V0
ちなみに、「下の全部」というタイトルで以下のような物も公開されている。
> 状態:アルファ
> bin/pp-disable: skrw_ext13_bgimg_100929.zip Unicode版1.6.5.0 base r1827
> bin/pp-enable: skrw_ext13_bgimgpp_100929_pp.zip Unicode版1.6.5.0 base r1827
> 背景テストデータとini: bgimage 111KB
> diff:skrw_ext12_to_ext13bgimgpp100929.zip 78KB ext12からの差分,テスト未整理コードあり
> ext+背景表示+プロポーショナル
> ClaerType対策に選択文字列の作画表示の実装を追加。OFF→従来のように反転,色指定→固定色,文字色=背景色→元の色と20%で色混合)で設定
> 改行文字の色指定を変更。ベース色<改行の指定色<検索色<選択色。
> pp-enableのほうだけプロポーショナルが使えます。その分動作はあやしいです。
>
> r1827/100929/ext13+bgimg v0.4+ppfont v0.2(バージョン情報ではext12になってます)
> 選択色指定:デフォルトで色指定になっています。色分けをOFFにすると戻ります。0幅表示未対応
> ・[ext/skrw_search_fast_v0_0]rev1827の大文字小文字変換対応。skr_toupperに切替
> ・[ext]DIFFのデフォルト設定色のRとBが反対だった(iniはBGR順でした)

プロポーショナルフォントが指定できるとメイリオが選べて嬉しい。次は Operaのようにブロック単位でフォントを指定したい。英字は Consolas、日本語はメイリオ、ひらがなは……、カタカナは……というように。


プロポーショナルフォント関連のあやしい動作を一つ発見 >skrw_ext13_bgimgpp_100929 矩形選択で文字のないところを右側に範囲を拡大していくとキャレットが 1pixelずつくらい移動するんだけど、このとき画面が横にスクロールするとルーラーが逆行する。7戻って15進むという具合につじつまは合うみたいだけど。改行の後ろの選択範囲の描画もずれる。


ソース読んだ。選択範囲の半透明処理って、「テキスト」「コメント」「URL」などなどの文字の色と背景色をずらすだけでできたらしい。なんだよもう(二度目)。

CRLFマークがはみだすことの対策もあった。3ピクセル出てるらしい。上の画像ではみだしを確認できるけど、みっともないもんね。改行マークが非表示だと選択範囲が右にちょっとはみ出して見えるのもみっともないと思ってるんだけどどうだろう。

 フェイズとレイヤー。WebKitの例。(@2014-01-18)

WEB+DB PRESS Vol.54 - WebKit Quest 第5回を読んでる。フェイズはレイヤーより細かい区分。

paint()メソッドを呼び出す側は、何度もpaint()を呼び出します。その際、指定されるPaintPhaseは背景から前景へ推移します。

WebKitはフェーズの数だけ何度も Renderツリーをトラバースし、各フェーズを重ね描きすることでページの描画を行うのです(図5)

enum PaintPhaseのメンバーはこれで全部ではないけどこんなかんじ

  • PaintPhaseBlockBackground
  • PaintPhaseFloat
  • PaintPhaseForeground
  • PaintPhaseSelection
  • PaintPhaseOutline

レイヤーが必要な場面はこれより大局的な

  • z-indexが指定されたとき
  • transformが指定されて座標変換が必要なとき
  • opacityが指定されて透過するとき
  • など

エディタ領域の描画はフェイズで十分そうね。

本日のツッコミ(全2件) ツッコミを入れる

Mocaいつもお世話になってます。 色の合成は、指定色で選択作画を書く→ここをみる→混ぜればできるのを思い出して追加の順だっ..

ds14050後半の意味がわからないと思ったら、ANSI版では改行マークの表示・非表示に関係なく改行マークの背景色が塗られていた。..


2010年09月20日 (月) 20100727 WR250Rを忘れていた。WRなのでコンペティション向けだと思っていたら名前だけの新設計で公道仕様だった。400CCなみの新車価格とハイオク指定が厳しい。とくにハイオク。長く乗りたいからこそランニングコストはシビアに。


2010年09月19日 (日) [790FX-GD70] BIOS version 1.F


2010年09月17日 (金) [TM-150] TrackMan Marbleのボールの転がりがしぶい。支持球についた汚れを取り除いても回復しないようになってしまった。毎日使って 20か月目なんだけど……。


2010年09月16日 (木)

最終更新: 2010-09-19T00:53+0900

[Vista] IE9betaをインストールしてみたけれど

Windowsに不具合続発。アンインストールしたら直った。もうインストールしないよ。

Vista x64向けの各国語版がなかったので英語版をインストールしてみてたんだけど、IE9betaを一回も起動する前から何かおかしい。

  • カレンダーガジェットの背景の透過していた部分が見えてしまってる。
  • タスクバーを表示してる explorer.exeを強制終了して再起動すると sidebar.exeのアイコンを持ったタスクバーアイコンがガジェットの数だけ表示される。ウィンドウテキストはなし。システムメニューもないので消せない。
  • ショートカットファイルのコンテクストメニューに表示される「ファイルの場所を開く」「フォルダの場所を開く」がきかない。ターゲットが NASにあるフォルダだったからセキュリティ設定が突然悪さを始めたのかとも思ったが、ローカルHDD上のファイルがターゲットでも(最初の一回だけはなぜだか働いたがそれ以降は)ダメだった。

IEが OSのコンポーネントでなくただのブラウザだったら良かったのにね。「お気に入り」だってそう。IEのブックマークはスタートメニューに表示されるから「よく使うフォルダ」としての役割を与えられている。URLをクリップする余地はない。


2010年09月15日 (水)

最終更新: 2013-01-11T22:45+0900

[SakuraEditor] 拡張子のないファイルにもタイプ別設定を自動適用する。

どこかに書いた気がするのに見つからないのでもう一度。

サクラエディタは拡張子を見てファイルの種類を区別し、色分けルールやタブ幅、折り返しルールなどを使い分けるが、拡張子がない makefileや ChangeLogはみんな「基本」設定になってしまう。

 案1: 「拡張子」ではなくファイル名の末尾に対するマッチングでファイルタイプを区別する。

ファイル名の末尾が .rb だったら Ruby。.js だったら JavaScriptという具合。ファイル名の末尾(といいつつ全体)が makefileだったら makefile、.htaccessだったら Apache HTTPD設定ファイル。

ところがサクラエディタが設定として持ってる、判別のための拡張子リストが

c,cpp,cxx,cc,cp,c++,h,hpp,hxx,hh,hp,h++,rc,hm

という具合に、「ドット省略必須」「スペースorカンマorセミコロン区切り(ヘルプによればカンマ区切りらしいが、「,」と「.」が紛らわしいのでスペース区切りにするのがいいよ)」のリストなもんで、この案は没。広まってしまったドット省略拡張子リストに対処することができないので。

 案2(採用): 「拡張子」がないときはファイル名を拡張子として扱う。

makefileを .makefileだとみなしてファイルタイプを判別するということ。

パッチ> guess_filetype_of_extlessfile.rev2.patch (0.9KiB)

JSという名前のファイルが拡張子が .jsの JavaScriptファイルだとみなされることになるけど、気にしないよね。

 @2012-11-04 moca_skrさんによるパッチ。

>>SourceForge.net: Sakura Editor: Detail: 3581841 - タイプ別設定の拡張子を二重・なしにも対応

0 < _tcslen が使われてないところが好み。zero fill(""での初期化)するかしないかに強い意見はない。結局呼び出した関数が null-terminateするかギリギリまで書き込むかに依存するのだから。自分に影響がありそうな部分にコメントした(試してないので勘違いかも)。


杞憂だった。恥ずかし。GetDocumentTypeOfExtはパッチだけでは全体がわからないから元のファイルにあたってみて、その後でパッチの追加部分に戻ってくるのを忘れてた(という言い訳)。


GetDocumentTypeOfPathでごちゃごちゃせずに、引数として渡されたファイルパス(pszFilePath)をたどって最後のパスセパレータの次の位置を指すポインタを GetDocumentTypeOfExtに渡すだけにしたらすっきりするのに、と思った。a...............................................b.txtみたいなファイルでスタックオーバーフローを起こすだろうか。


@2012-11-06 ちょっと臆病になってここに書くけど、二重拡張子探索のためにファイル名からピリオドを探索するときに _tcschr を使ってるけど _tcsrchr ではないのかな。_tcschr を使ってるなら、すぐ上に書いたようにバッファの確保も _tsplitpathも省いて _tcsrchr(pszFilePath, TEXT('\\'))で得たポインタ+1を GetDocumentTypeOfExtに渡すのと似た結果になりそうだが。

_tcsrchrを使うには表(Shift_JISだと2バイト目が\と同じ)のような文字対策が必要で、_tsplitpathはそういうのも隠蔽してくれてるのかな。だとしたら似た結果にはならないか。

再度考え直し。_tcsrchr が _mbsrchr にマップされる可能性。_mbsrchr はうまくやってくれるのだろうか。

こんなんだからこそ JScriptでパスを扱うときは必ず

new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject").GetFileName
new ActiveXObject("Scripting.FileSystemObject").BuildPath

を使って、自分で文字列処理をしないのだけど、_tsplitpath が拡張子付きのファイル名を返してくれなかったりするから自前でやるはめに。Cだから固定長バッファが前提でその長さが問題になってくるからかもしれないが、ケチるんだったらポインタで返してくれたらいいのに。引数のここからここまでがファイル名ですって。正規化したいから無理だって?


 @2012-11-13

..............................................................................................................................................................................................................................................t

というファイル名を、trunk2@2457 + skr_imp_ext_ex.patchで、試してみたけれどスタックオーバーフローは起こせませんでした。ピリオドの数よりちょっと少ないくらい GetDocumentTypeOfExtが呼ばれる(二重拡張子でなく多重拡張子をテストしてる)のは確認できたけれど。

 @2013-01-11 コミットされています。

http://sourceforge.net/p/sakura-editor/code/2565/

そういう機能が欲しいと思ったから自分でも改造してたんだし喜ばしいことなんだけど、自分でビルドするサクラエディタに反映するとコンフリクト必至なのが憂鬱。

 RUNESOFTのインストーラが、ユーザーがインストール先を変更したときに、レジストリに記録するインストールフォルダ末尾に \ を付け忘れてしまい、おそらくファイル名を連結するときに \ を補わなかったのだろう、ゲームの起動に失敗するというポカをやらかしていた。


2010年09月07日 (火)

最終更新: 2010-09-15T20:40+0900

[SakuraEditor][正規表現] 検索。置換。

Command_REPLACE(置換)や Command_REPLACE_ALL(すべて置換)が Command_SEARCH_NEXT(下検索)を呼ぶのをやめたい。連携手段がレイアウト座標を基にした選択範囲しかなく、一文字で表現される CRLFの LFだけがマッチしたときに情報が欠落するし、Command_SEARCH_NEXTが持つ検索以外の事前・事後処理が無駄になるし、正規表現検索が BMatch(検索), BSubst(検索&置換)の計二回行われるのも無駄。

wchar_t単位で検索を行う CSearchAgent::SearchWordが、検索結果をレイアウト座標に変換する際の誤差(前述)を考慮してマッチ範囲を拡大し、結果を不正確なものにするのは誤りだと思う。それより、上の層でこれを呼び出している CLayoutMgr::SearchWordがその配慮を行うべきでは。

 あったらいい操作

Match
対象文字列の対象範囲全体がパターンに一致するか調べる。
Search
対象文字列の対象範囲からパターンに一致する部分を探す。
Replace
対象文字列の対象範囲からパターンに一致する部分を探し、与えられたフォーマットの文字列に置き換えた文字列を返す。(返るのは対象文字列の対象範囲に相当する文字列)
Expand
Matchや Searchの結果を用い、マッチ全体($0)を与えられたフォーマットの文字列に置き換えた文字列を返す。
パターン
BREGEXP.DLLは m/pattern/flags/pattern/replace/flag も同じ一つのパターンとして扱うので、検索用のパターンと置換用のパターンに互換性がない。そうではなく、Search(Compile("pattern", flag), "target", startindex), Replace(Compile("pattern", flag), "target", startIndex, "replace") だったら良かった。(※ "pattern" と "target" と "replace" は実際は二つの引数で表す)

bregonig.dllや bregexp.dllを使いながらパターンの共通化や Expandの不足に対処するにはどうするか。自分で Expandを実装し、dllが用意した置換機能(置換パターン)を使わないで済ませる。でもねえ、実装の数だけ仕様がある状態を避けたいから Expand機能をライブラリに用意して欲しいわけで。(置換文字列の $$ が $に展開されなかったり、\1 が展開されたり、$1が展開されなかったり、色々あるんよね)


 @2010-09-10 悪夢のような「クリップボードから貼り付ける」置換オプション。(本当は矩形選択が)

  • CRLFの CRだけや LFだけをクリップボードの内容で置き換えることができない。
  • 正規表現検索のとき検索始点(終点)挿入オプションがきかない。
  • クリップボードの形式が矩形テキストだったときに検索条件によっては無限ループ。

    例えばクリップボードに

    789
    456
    123

    という 3行9文字(改行文字はない)がおさめられているとき、マッチと置き換えられるのは 789 であり、456 123 はそれぞれ次行、次々行に挿入される。つまり、456 123 はこれから検索対象になるということだ。検索条件が \d{3} だったり ^ だったり、矩形テキストの二行目以降にマッチするものだったら無限ループ。

置換操作が二階層潜らないとロジック単位にならないというのも悩みの種。検索はロジック単位で行えてるのに、それをレイアウト単位に変換してそれがさらにロジック単位に変換されて、一対一対応じゃないからごにょごにょしないと思い通りに置換されなくて。

 @2010-09-15

どうして最上層のレイアウトを基準にして文字列処理を行わなければいけないか。文書(wchar_t列としておく)の変更を LayoutMgrに通知する仕組みを整備するのを怠って、LayoutMgrを通して文書の変更を行うことで通知を不要にしていることが背景にあるのでは? GUIを通しての文字列操作に限ってはそれで十分だからそうなるのも仕方ないし、必要に迫られた人間(俺とか)がより汎用的な手段を整備せずにダーティハック*に頼る方が罪は重いかも。

* 挿入位置・置換範囲を文字レイアウト境界まで拡大して、挿入・置換文字列も同じだけ拡張する。