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脳log[MX610: 2009-02-22~]



2009年02月22日 (日) HPの TouchSmart PCのラインアップに 64ビット OSが戻ってきたら手に入れる。今度の入力デバイスはタッチスクリーンだ。

[MX610] MX610は電池を抜かれて休眠中。

トラックボールを買いましたから。もともとマウスの使用に熟達していなかったからか、不自由を感じる暇もなく移行完了。2005年12月1日に届いてから 3年と2か月、ほぼ毎日数時間ずつ使用してきたが、MX610よ、ネズミさんよ、さようなら。

12ボタン+ホイールを誇る MX610だったけど、4ボタンしかない TM-150でも、なければないで不自由はしていない。例えば

タブ切り替え(左右チルト)
キーボードで Ctrl(+Shift)+Tab。
閉じる(ホイールクリック)
キーボードで Ctrl+W。(「新しいタブで開く」はもともと右クリックで行っていたので関係ない)
MUA起動(メールボタン)
キーボードにもメールボタンがある。
マリア様がみてる ボイスクロック 時刻読み上げ(IMボタン)
クイック起動に登録して Win+[1-9]

MX610のボタンに割り当てていたキー操作をキーボードで行っているだけなのでした。

MX610を使っていたときは全ての操作をマウスで、かつポインタの移動は最小で、を目標にしていたが、4ボタントラックボールでは従来の、ほとんどの操作をキーボードで、の基本姿勢に戻っている。キーボードでは全てを行えないから、切り替えコストを下げるためにトラックボールは左手で操作している(面倒だからボタン割り当ては右手用のままで)。

本当は全てキーボードで操作したいのだけど、ポインティングデバイスへの持ち替えを余儀なくされる(それもわりと頻度の高い)操作がある。

  • ファイルの、プログラムへのドラッグ&ドロップ (Ctrl+Vでドロップできるといいんだけど)
  • ポインタの避難 (タスクバーから表示されるサムネイルや、通知領域のアイコンのツールチップを消したいとき)
  • Firefoxで、目の前に見えているリンクのクリック
  • Firefoxの、リンクツールバー アイテムのクリック

Firefoxの、フォーカス先を画面内の要素に限定する機能は document.commandDispatcherを操作するだけで実現できそうな雰囲気だけど(advanceFocus()と suppressFocusScroll)、userContent.jsは敷居が高い。advanceFocus()のロジックを書き換えてやろうかとも思ったが、Firefoxのビルドがこれまた更に難しい。デフォルトの動作でないのが信じられないぐらい、必要としている機能なんだけど。


2008年12月16日 (火) 調教完了。

[MX610] SetPoint 4.70がリリースされている。

でもインストールはしない。理由は過去にもう書いてある。

[MX610] SetPoint 4.24が 11月末に出てたみたい - 脳log (2007-12-12)

アップデートして、カスタマイズしたファイルが上書きされたり、設定が消えたり、新たな不具合を拾ったりしたらたまらないのでインストールはしない。

不満もないし、Vistaに対応した最初二番目のバージョン 4.00で十分。この境地に至る過程は以下の通り。

[MX610] Logitech Pointing Devices SDK v1_1 なんてものを発見 - 脳log (2008-06-20)

MX610HIDが既にあるので、メールの受信時にこれを叩けば LEDは点灯する。

[MX610] しょーもない。けど切実。Ctrl+Wの Ctrlが残る問題。(もう SetPointのアップデートは待たない) - 脳log (2007-11-22)

SendInputっていう APIを試してみたけど Ctrlが残るようなことは起こらなかった。で、ひとつの解決法。

[買][SN25P][MX610] 接点改質剤 - 脳log (2007-11-15)

スイッチをまち針で分解して接点にこいつをぬりぬりしたところ左チルトは完全復活。

[SN25P][MX610] SetPoint4.00もリリースされてた。 - 脳log (2007-06-20)

MacroEmail.dllの名前を変更してしまえば SetPointの起動時に WinMailが起動する問題が解決するらしい。

雑記:マンガとバイクと(2006-05-01)

MX-610用の XMLファイル(Devices\PointingDevice\1000055\1000055.xml*)を開いてみて、34行目にあったそれっぽい部分

 <Button Number="1" Name="1">

 <Button Number="1" Name="左ボタン">

に書き換えて、Shift_JISで保存して、SetPointを再起動したらリストボックスのラベルが

 1 左ボタンのクリック

から

 左ボタン 左ボタンのクリック

に変わっていた。

今ではときどきティッシュでレーザー部のほこりを掻き出すだけの手間しかかかりませんよ。(結局、掃除の手間があり、レーザーとはいえ使用する場所を選ぶのなら、光学マウス以前のボールマウスが、仕組みが直接的で好きだなあ)

 ついでに

どのバージョンかはわからないけど、SetPointでプログラムの起動をボタンに割り当てたときに、プログラムのパスが C:\HOGE\rHOGE\HOGE.exe というように「\r」を含んでいたとき、AppData\Roaming\Logitech\SetPoint\user.xmlにそのパスが正しく書き込まれない&読み込まれない、という不具合があった模様ある

  1. SetPoint 4.00で
  2. パスの一部に \r を含むプログラムをボタンに割り当てる。(C:\r\exeでも C:\hoge\r\hoge.exeでも適当に)
  3. (ここから、確定した手順は不明だけど)
  4. いくつかのボタン、いくつかのプログラムに対して同じように割り当てる。
  5. OKボタンを押す(user.xmlに書き込む)のと、SetPointの再起動(user.xmlを読み込む)を繰り返す。
  6. いつのまにか \r が消えている。(実は、\rは user.xml内の改行に化けている。そして改行は設定画面に表示はされないけど、キャレットが足踏みする部分にその存在を確認することができる)

* SetPoint4.00 on Vista(x64)で確認したところ、Devicesフォルダは C:\ProgramData\Logicool\SetPoint\ に存在した。


2008年06月20日 (金) [Vista] All Usersのスタートメニューが全て消えていた。数時間前の状態に巻き戻して事なきを得たが、消えた原因がわからなければ目立たないフォルダが人知れず空になっていく可能性を否定できない。通常ユーザーが削除や新規作成できるフォルダではないので(アン)インストーラが怪しいと思っているのだが……。その時間帯の該当候補は ASR-1.8.5.2と Opera9.2。

最終更新: 2009-08-30T23:50+0900

[MX610] Logitech Pointing Devices SDK v1_1 なんてものを発見

別に隠してないみたいだけど。

ftp://ftp.logitech.com/pub/techsupport/mouse/

ボタンが押されたことの通知を受け取ったり、LEDを制御したり、(持ってないけど) MX Airに関連した機能が用意されている。

もっとも、MX610HIDが既にあるので、メールの受信時にこれを叩けば LEDは点灯する。特に使い途はない。

 追記@2008-10-23: Thunderbirdで MX610HID

例えば、Mailbox Alertというアドオンを入れて

[チェック] Execute a command: C:\path\to\MX610hid\mx610hid.exe mx mpg t60000 mx

というふうに設定すればメール着信後一分間ホタルのように光る。


2008年03月12日 (水) ファロース教会の晶霊占い。心の中にはセルシウスがいるそうです。(やったね)

[SN25P][MX610] メーカー保証

少し前、PCにパーツ(RR2302)を追加するときに、邪魔になる ATI RADEON X1600を外して作業をしたのだけど、取り付けると妙な音がする。見てみるとファンの軸が傾いている。そのうち外れてしまった。脆くなっていたのかプラスチックがぽろぽろと剥がれて、中心の軸を受ける部分が平らになってしまった。基盤側でなくヒートシンクのカバーを下にして置いていたのでファンに力が加わったのかもしれない。

ファン以外は問題ないので(新品を買うより安く)修理できないのかと販売元のアスクに電話したら、「急ぎなら汎用のクーラーを」「保証期間中なのでおそらく無償修理になる」とのこと。PCパーツを売ってるところなんて全然ないので送ったら直って送り返されてきた。(プラカバーをとめるネジ(バネ付き)が 2本に減っていたのは何故?)

そういうものなのだろうか?

Logicoolのマウス(MX610)は 5年保証だが、1年たつとチャタリングが発生したし、よそでもそういう記述を見かけた。

保証期間内に壊れた古いマウスを送ると新型のマウスが送り返されてきたりするのだとか。買ってすぐに送り返す人は二度三度送り返すことが多い気がするし、二年三年使用して壊れたら保証で新型と無償交換とか考えられない。その負担は全てのユーザーが満遍なく払ってるわけでしょう。いきすぎじゃないの?

自分がはずれを引いたときの保険はやっぱり欲しいわけだけど……。


2007年12月12日 (水) [MX610] メールボタンで Thunderbirdを起動する。Thunderbirdには、メールボタンで最小化メッセージを送る。

[MX610] SetPoint 4.24が 11月末に出てたみたい

アップデートして、カスタマイズしたファイルが上書きされたり、設定が消えたり、新たな不具合を拾ったりしたらたまらないのでインストールはしない。4.00に不満もないしね > 11月2日を参照

それはそれとして、Logicoolはソフトウェアの更新履歴とか既知の不具合とか明らかにしたらどう。キャンセルボタンを押したらキー割り当ての設定が消えるなんて問題を直しもせず周知もせずほっとくなんて許せん。

 追記@2008-06-19: たとえば SetPoint4.60の変更点

Brief summary:

  1. Firmware update (92) for Logitech Bluetooth 2.0 receivers
  2. C++ redistributable package update
  3. Logitech Updater with new UI

Ligitech(英語)のサイトでは一応情報が出てた。Logicool、使えない。

 追記@2008-12-16: SetPoint4.40のリリースノートも見つけた。

http://logitech-en-amr.custhelp.com/cgi-bin/logitech_en_amr.cfg/php/enduser/std_adp.php?p_faqid=7776


2007年11月22日 (木)

最終更新: 2010-01-12T06:09+0900

[MX610] しょーもない。けど切実。Ctrl+Wの Ctrlが残る問題。(もう SetPointのアップデートは待たない)

Vistaに対応した最初の SetPoint version 4.00がリリースされてから一度もアップデートがないのだけど。

MX610に同梱されてた SetPointから続く、Firefoxに Ctrl+Wを投げてウィンドウを閉じると時々 Ctrlキーが押し下げ状態のままになってしまって、Ctrlキーを一度押し直して解除してやる必要に迫られる問題は残されたまま。

Ctrlの状態が見えないものだから、スクロールしようとホイールを回して文字サイズが大きくなってはじめて気付くことになる。それにびくついてしまって Ctrl+Wを割り当てた中ボタンを使わずに右上の×印までポインタを持って行って閉じてみたり、中ボタンで閉じてから心配になって Ctrlキーをたたいてみたりして、いまいち手間を省けてなかった。

気づいたんだけどウィンドウを閉じてしまうようなキーストロークって使ってるのは Ctrl+Wだけで、その Ctrl+Wを送ってるのもエクスプローラと Firefoxと「その他すべてのプログラム」の 3つだけだった。

SendInputっていう APIを試してみたけど Ctrlが残るようなことは起こらなかった。で、ひとつの解決法。

 1 ソースファイル(^W.cpp)を用意して

#include <windows.h>
#define numof(array) (sizeof(array)/sizeof(array[0]))

int main()
{
	INPUT inputs[] = { {INPUT_KEYBOARD}, {INPUT_KEYBOARD}, {INPUT_KEYBOARD}, {INPUT_KEYBOARD} };
	inputs[0].ki.wVk = VK_CONTROL; inputs[0].ki.wScan = 0; inputs[0].ki.dwFlags = 0;               inputs[0].ki.time = 0; inputs[0].ki.dwExtraInfo = NULL;
	inputs[1].ki.wVk = 'W';        inputs[1].ki.wScan = 0; inputs[1].ki.dwFlags = 0;               inputs[1].ki.time = 0; inputs[1].ki.dwExtraInfo = NULL;
	inputs[2].ki.wVk = 'W';        inputs[2].ki.wScan = 0; inputs[2].ki.dwFlags = KEYEVENTF_KEYUP; inputs[2].ki.time = 0; inputs[2].ki.dwExtraInfo = NULL;
	inputs[3].ki.wVk = VK_CONTROL; inputs[3].ki.wScan = 0; inputs[3].ki.dwFlags = KEYEVENTF_KEYUP; inputs[3].ki.time = 0; inputs[3].ki.dwExtraInfo = NULL;
	SendInput(numof(inputs), inputs, sizeof INPUT);
	return 0;
}

 2 コンパイル&リンク

>cmd /V:ON
>"C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0\Bin\SetEnv.Cmd" /Vista /Release
>cl "^W.cpp" /link /SUBSYSTEM:WINDOWS /nodefaultlib /entry:main user32.lib

 3 キーストロークの割当(Ctrl+W)の代わりにプログラムの起動(^W.exe (2KB))を中ボタンに割り当てる

うへっ、しょーもねー。(でも必要十分にして手放せない)

 追記

エクスプローラや Firefoxや SakuraEditorなどは OKなんだけど、気付いたところでは Hamanaだけが Ctrl+Wではなく Wというキーストロークが送られたとしか受け取ってくれない。ゲームとかハードウェアに近いレイヤーで入力を受け取ってそうなものが結構ダメかもしれない。わからんけど。そうだとしたら SetPointとしては無視できないよね。ゲームにキーストロークが送れないとか。(自分にとってはそのせいで抱え込む誤動作の方が無視できないわけだけど)

 追記@2008-03-14: 2000年頃*と違う、最近の高速な PCなら

WSHで WScript.Shell.SendKeysを使えば、メモ帳だけで解決できる。たぶん起動時間は気にならない程度になっているだろう。

 追記@2008-06-19: SendKeys版を具体的に書くと

これだけ。

new ActiveXObject("WScript.Shell").SendKeys("^w");

これを ^W.jsとでも保存して SetPointでボタンに割り当てるだけ。拡張子が exeでないファイルはデフォルトでは表示されないが問題なく割り当てられるし実行もできる(少なくとも Vistaでは確認した)。これだけ簡単だと "^w" の部分をハードコードせずに、引数として任意のキーストロークを表す文字列を受け取りたくなるが、SetPointが引数付きでプログラムを起動してくれないのでできなかった。(ちなみに Alt+F4なら "%{F4}" になる)

気になる起動時間は、exeと遜色ないくらい一瞬だった。ちなみにマシンスペックは

Windows エクスペリエンス インデックス サブスコア
プロセッサAthlon64 X2 3800+4.8
メモリ(RAM)DDR 2GiB5.5

1、2年前に既にこなれた値段で売られていたようなもの。

* JScript@WSHと C#@.NET1.0の起動に 20-30秒くらいかかっていた、メモリ 64MBのあの頃

本日のツッコミ(全1件) ツッコミを入れる

ds14050http://www.mstarmetro.net/users/rlowens/?n=SetPoint.StuckM..


2007年11月15日 (木) そもさん。せっぱ。(意味はない)

[][SN25P][MX610] 接点改質剤

最近マウス(Logicool MX610)の左チルト(ホイールを左に傾ける)が全く効かなくなっている。タブの切り換えに使っているので使用頻度が高くて困る。最近はおさまってるが左ボタンや右ボタンでドラッグ中のアイコンを落っことすのも再発は時間の問題でしかない。

スイッチをまち針で分解して接点にこいつをぬりぬりしたところ左チルトは完全復活。どれぐらいもつかな。SetPointには不満もあるけど MX610のボタンの多さは他のマウスでは換えられない。まだ使う。

本当は接点の汚れを落とすもの(アルコールでも代用できるとか)が欲しかった。でもアマゾンにないし、これが一番近くて、適量で、道具もセットになっていたので。


2007年06月20日 (水)

[SN25P][MX610] SetPoint4.00もリリースされてた。

望むことは一つ。対象アプリがなくなってしまうようなキーストロークを送信した後にモディファイアキーが押し下げられた状態のままになってしまう現象がでなくなること。以前この症状が改善したときは csrss.exeの CPU使用率が頻繁に 60%以上になってポインタの引っかかりがひどくなったので、そうならないことも望む。

 結果

最初は Vキーを押すだけで貼り付け(Ctrl+V)ができたので直ってないのかと思ったが、何度も試していると再現できなくなってしまった。期待しながらちょっと様子見。

そっちはおいといて、SetPointを起動すると裏で WinMail.exeが起動してるよ。以前はこうじゃなかったし、俺は Thunderbird派だし、メールの既定のプログラムは Windows Mailでなく「現在の電子メール プログラムを使用する」になっていて、Windows メール自身が「既定のプログラムではないが既定にするか?」と訊いてくるというのにこの動作! 決め打ちサイテー!! プロセス増加反対!!!

 様子見の結果

Ctrl+ホイールでリストビューの表示形式を変更できるんだねえ。知らなかったよ。俺はただ、リストをスクロールしようとしただけだったのに。

 追記@2008-06-24: WinMail.exeを起動させない方法

http://forums.logitech.com/logitech/board/message?board.id=bluetooth&message.id=6422

ここによれば MacroEmail.dllの名前を変更してしまえば SetPointの起動時に WinMailが起動する問題が解決するらしい。たしかに WinMailがつられて起動することはなくなった。気になるのはこの、271KBある Dllファイルがどういう機能を持っているのか、だけど……。メール関連の機能って何かあったっけ?


2007年04月20日 (金)

最終更新: 2012-10-11T17:05+0900

[SN25P][MX610] S/PDIFのボリュームがスピーカーのボリュームと連動してる

SetPointもやるではないか。WindowsXPのときはこうではなかったはずなので Vistaにしたときにインストールした 3.30からの機能だろうか。

PCの音を S/PDIF経由で出力してると、タスクトレイのボリュームアイコンやキーボードのボリュームボタンでボリュームを変更しても実際の音量は変わらないのだよね。これらが変更するボリュームは「スピーカー」というデバイスのボリュームであって「デジタル出力デバイス (SPDIF)」のボリュームではないから。*

(以前は確かに違っていたのだけど) 今、MX610のボリュームボタンでボリュームを変更すると「スピーカー」と「デジタル出力デバイス (SPDIF)」のボリュームが連動して動くようになっている。

PCの使い方によっては、全てのデバイスのボリュームを勝手にシンクロされるのは鬱陶しいだけかもしれないけど、S/PDIFからスピーカーに繋いでる自分には非常にありがたい変更。

* そうでもなかった。S/PDIFを既定の再生デバイスに設定すればよい。(2008-03-11 追記)


2006年11月10日 (金) /.Jの記事で明日が PS3の発売日だと知る。PS3のオフィシャルサイトのトップに発売日の記載なし。

最終更新: 2012-12-19T01:19+0900

[MX610]左シングルクリックがダブルクリックに

昨日から突然に。50%ぐらいの発生率。右クリックでは起こらない。

ファイルやフォルダを選択しようとすると開いてしまうし、ドラッグすると途中で落としてしまう。

去年の12月に買ったものだから11ヶ月しかもたなかったわけだ。そういえば以前使ってた1000円未満の光学式マウスも使い始めて半年か一年後ぐらいからダブルクリックの誤認識が起こるようになった。埃が原因かと思って開けてみたが左ボタンの下にはOMRON製のちっこい箱が見えるだけで何とも。素人目にわかる原因があれば話は早かったのに。

せっかく開けたので、ホイールのクリック感は金属がペコペコ凹む感触なのだな、とか、ホイールのコロコロ感を生み出す溝はホイールの回転を検出するのにも使われてるのかぁ、とか観察してから閉める。

他にも誤認識にみまわれてる人がいた。よくあることらしい。更に初期と現在とではクリック感が違うらしいことも判明。手元の MX610はボタンとスイッチの間に隙間がある古いタイプ。閑話休題。ロジクールのサポートにドライバのアンインストールを勧められたが改善しないので送り返したらしい。この人に倣ってまずはドライバを Windowsのものに戻してみる。

直らないが頻度は減ったかも。デスクトップのアイコンを順番にクリックしていくと10%未満の頻度でダブルクリックになる。……。テストしてるうちに 20%以上の頻度で起こるようになって、今は 0%。あ、やっぱり 20%以上。ドライバは全く関係ないようだ。

チャタリングという現象らしい。スイッチのON/OFFが切り替わるときに 1-10μs以下の間に何度かON-OFFをいったりきたりするのだと。それが無視できない程度になって不具合して現れてきていると? っていうか接触不良だよね。

MX610には 5年間の保証がついていたようだ。でもメーカーに送り返したら負けだと思っている。

スイッチを分解した。奇妙な形の金属が入っている。力を加えても最初は金属がたわむだけで接点は動かない。ある点を越えるとカチッと素早くスイッチが入る。へぇぇぇぇ。金属の弾性と形状が全てなのか。

 [追記:2006-12-14]

正常に動いております。汚い手でべたべた触ったのが新たな不良の原因となるのはいつだ。

 [追記:2008-09-22]

読み返してみて、あれ? 俺はスイッチを分解して何をしたの(笑。接点付近を布(というかティッシュ)でこすったんだっけ?

MX610はチャタリングから逃れられない欠陥マウスみたいで、ネット上には本体の剛性を増したり、コンデンサを増設したりする対策を紹介したブログが見つかる。そんな大層なことをせずに 3年近く使えてるのはわりと幸運なのかも。


2006年10月10日 (火)

[MX610] SetPointを 3.01から 3.10にアップデート

 ダメダメリスト

設定が消える
キャンセルボタンでアプリ別に設定した「キーストロークの割当」が消える。2.60から一貫してこの動作。
起動する度にメッセージボックス
起動する度に親切にも「このタスクを完了するには、アドミニストレータ特権が必要です。」(Logicool アップデート)と教えてくれるようになった。誰も自動アップデートを頼んでない(設定項目がありました。しかし OFFにしても起動の度にメッセージが出るのは変わらず)。以前は管理者でログインしたときにだけ、チェックするよって聞いてきてたのに。アホになってる。
キーボードドライバを勝手にインストール
MX610はマウスだしロジ製キーボードを使ってるわけでもない。以前はインストールするドライバをマウスかキーボードか両方か選べたのに。選択肢が無くなってる。

IMEのオン・オフ関係なく入力文字種が半角カナ固定になった。どのキーを押してこうなったかわからない。パスワード入力不可。ログインもできない。

 (追記) 答えを発見

http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;415068

「かな入力」で検索してたから IMEで設定を変更する OR Alt+カタカナひらがな っていう回答しか見つからなかった。今回のは「カナキー」で検索するのが正解。Ctrl+英数 で元に戻りました。

このトラブルは三回目。ということはキーボードを叩き割りたくなったのも三回目。

 改善リスト

csrss
csrssの CPU使用率が異常に高くなる現象は 3.01同様見られない。
Ctrlキー ロック
キーストローク送信対象アプリがなくなるようなキーボードショートカット(Explorerに Ctrl+Wなど)を割り当てるとモディファイアキーが押し下げ状態のままになる現象もいつのまにかなくなってる。Firefoxでだけ起こる。(ひょっとして最初から Firefoxだけの問題だった?)

2006年08月01日 (火)

[MX610] SetPoint3.01

  • キャンセルボタンでプログラム別に割り当てたキーストロークが消えるのは変わらず。
  • マウスの移動に合わせて csrss.exeの CPU使用率が高くなるのはなくなった。
  • 対象ウィンドウがなくなるようなキーストローク(Firefoxに Ctrl+W)を送ると 左の Ctrlキーが押しっぱなしになる現象が再発。

確認したのはこれだけ。二番目三番目に関しては version2.60からの挙動が version2.47のものに戻っただけ。

 追記@2008-06-13: csrss.exe自体が問題をおこしやすいみたい

Sleipnir + IE7 + Google Desktop http://miau.s9.xrea.com/blog/index.php?itemid=605


2006年05月01日 (月)

[MX610] SetPointを 2.47から 2.60へアップデート。一から設定やり直し。凸(゜Д゜#)。変更点のメモ。

以下、気付いた変更点。リリースノートは無いのか?

 △Ctrlキーのロックが解決……と見せかけてやっぱり時々はロックしてる

対象アプリケーションがなくなってしまうようなショートカットキー(Firefoxやエクスプローラに対して Ctrl+Wとか)を送ると、例えば Ctrl+Wを送ったなら Ctrlキーが押し下げられた状態のままになってしまう症状が(ほぼ)なくなってる。

発生率が 100%から殆どゼロになってるんだから大きな進歩。だけど、ここから 0%になるのは期待できないんだろうな。

 ×キーストロークの割り当て設定が消えない……ダメ、やっぱり消える

キャンセル ボタンで設定ウィンドウを閉じるとキーストロークの設定が消えるのも直ってる。

……と思ったら、消えなくなってるのは「すべてのプログラム」が対象のキーストローク設定だけで、プログラム毎のキーストロークの割り当てはキャンセルボタンで設定ウィンドウを閉じると消えている。

あと WINDOWSアプリとしてルール破りなことに、キーストロークの割り当てを変更すると OKボタンや適用ボタンを押す前であっても変更が反映されている。(独自の部品を使ってながら Ctrl(+Shift)+Tabでタブの切り替えができるのは偉いと思うけれども)

結局のところ、適用ボタンは無意味でキャンセルボタンは押したらダメだということ。設定ウィンドウに OKボタンだけ付けておけばユーザーを混乱させずに済むのに。

 ○レイアイコンの非表示設定ができる

 ○トレイアイコンをポイントするとマウスの種類と電池残量とNumLockステータスが表示

Lockがオンの状態の場合だけ表示されるから正確にはステータスではないんだけど。CapsLockと ScrollLockも同様にオンの場合だけ表示される。

Imagesフォルダに TrayLockNum.ico, TrayLockCaps.ico, TrayLockScroll.ico画像ファイルがあるけどいつ使われるんだろ。

 ○UIは未改善……ではなかった

マウスのボタンに割り当てられた機能を変更するのに、まずリストボックスから対象のボタンを選択するんだけど、これがやりにくい。

1 左ボタンのクリック
2 右ボタンのクリック
3 キーストロークの割当
4 進む
5 ……
6 ……

といった具合にボタンを選ぶリストのラベルがボタン名でなく機能になってるから。既に 3番がホイールクリック(中ボタンクリック)だとわからなくなっている。更に+ボタンにキーストロークを割り当て、−ボタンにキーストロークを割り当て、ミュートボタンにキーストロークを割り当て、としていくと全てのラベルがキーストロークの割当になってしまう。

マウス毎、キーボード毎に用意された XMLファイルにボタン名も含めるようにして SetPointが参照するようにしたらいいのに。

……

ふと思いついて MX-610用の XMLファイル(Devices\PointingDevice\1000055\1000055.xml)を開いてみて、34行目にあったそれっぽい部分

<Button Number="1" Name="1">

<Button Number="1" Name="左ボタン">

に書き換えて、Shift_JISで保存して、SetPointを再起動したらリストボックスのラベルが

1 左ボタンのクリック

から

左ボタン 左ボタンのクリック

に変わっていた。なんだできるじゃない。 改善されたSetPoint2.60のUI

 ×ポインタが引っかかる

直接の原因は csrss.exeが頻繁に System Idle Processの次に多くの CPU時間を奪ってることにある(と思う)。

csrss.exeは Windowsの一部で、強制終了すると Windowsが強制的に再起動されてしまう重要なもの。

SetPointを終了すると、csrss.exeは最大でも 02%-05%しか CPUを使用しないし、殆どの時間を 00%でいるようなおとなしいプログラム。それが SetPointが起動してるとマウスの移動に合わせて最大で 60%-70%まで跳ね上がる。マウスを動かさないでいると 00%に落ちるが、マウスを動かしている限り概ね 20%-60%の CPU使用率を維持する。

2.60にしてから起こるようになった。マウスユーティリティがマウスの移動をじゃましてどうすんねん。